さて、今回は「食生活」ということでお話していきたいと思います。
薄毛の要因の一つとして知られる「食生活」の良し悪し。
まず誤解のないようはじめに言っておきますが、
医学的にどうとか一般論がどうとかは置いといて、
僕自身は薄毛の要因として一番大きいのはやはり”遺伝”だと思ってます。
遺伝、生活習慣、食事、ストレス、などなど薄毛の要因はたくさんありますが、
どれも横並びで同じくらい重要ってことではないと思いますね。
明らかに遺伝だけは群を抜いて
大きなシェアを占めるのではないか、と考えます。
「じゃあ生活習慣とかそんな細かいことどーでもいいじゃん!」
って声が聞こえてきそうですが、それはまたちょっと違くてですね。
多かれ少なかれ、薄毛の進行に関わっているものは
出来る限り潰していかなきゃダメです。
それくらい意識を高く持たないと、ハゲ克服への道は前途多難です。
中途半端な覚悟の方は読む必要はないと思うのページを閉じてもらって構いませんが、
本気で薄毛を治したい人はぜひ目を通してみてください。
食生活も薄毛に少なからず影響を与えています。
もちろん食生活を改善したからといって、
すぐに効果が目に見えてわかるってわけではないですからね。
薄毛を治すにはAGA治療薬も使って治していかないと効果はほぼ得られませんが、
食生活の改善はその治療にあたる前の土台作りと思ってください。
沼地に家を建てたら、どんなにいい家でも傾きますよね?
しっかりとした地面を作って、そのうえに家を立てていくイメージです。
では参りましょう!
偏った食生活は生活習慣病だけでなく薄毛にもなる!
まず基本的なことですが、髪の毛っていうのは「ケラチン」っていうタンパク質で出来ています。なので当然、タンパク質不足によって髪の毛は、細くなったり生えてこなくなることもあるわけです。
そして、そのタンパク質だけじゃなく頭皮に色んな栄養を運ぶ役割をする血管。
その血管がうまく機能しなかったらどうなるでしょう?
これも当然、
せっかく栄養を摂取しても髪の毛まで運ぶことができないわけなので、
髪の毛が栄養失調になってしまいます。
動脈硬化や高脂血症などなど、血流に関わる病気は色々ありますが、
そこまで命に直結するような大きな病気じゃなくても、
通常のサラサラ血液じゃなくなって、どろどろ血液になるだけでも
頭皮環境には少なからず影響しているんですね。
食生活を例にとってみても、
結構心当たりのある人は多いんじゃないですかね?
- ファストフードが大好き
- 脂っぽいものばかり好んで食べてる
- お酒は当然毎日!味の濃い肴ばかり食べる
- 外食が多く野菜はほとんど食べていない
- 甘いものに目がない!毎日食べる
- 辛くないと美味しくない!激辛大好き
どうでしょう?
あ、まずいかもと思った人もいるのでは?
バランスの偏った食生活は、
体にはもちろん髪の毛にも悪影響を及ぼします。
生活習慣病につながりそうな食生活
=薄毛になる・薄毛が進行する食生活
と考えた方がわかりやすいかもしれませんね。
時代によって、肉類を食べ過ぎるのはよくないとか、炭水化物がよくないとか、糖類がよくないとか、色々言われることは違いますが、やっぱり結局はどんな栄養素も取り過ぎは良くないってことだと思います。
どれかに偏るんじゃないくて、
全部のものをバランスよくまんべんなく食べる。
まぁ結局これが一番、体にも髪にもいいんじゃないのかな、というのが僕の持論です。
とはいえ、僕も結構好き嫌いが多いほうなので、
バランスの良い食生活というのは苦労しています…。
いまだに野菜も嫌いだし、レバーも牡蠣も食べられないし。
でも、ハゲ克服のためと考えて極力なんでも我慢して食べるように努力はしてます!
それでちょっとでも頭皮環境が良くなると考えると、頑張れますよね??
髪は「残り物」で作られる?
これは聞いた話ですが、髪の毛は古来から「血余」と呼ばれていたそうです。
「血余」はそのままの意味で「余った血」ということです。
つまり、髪の毛は余った血で作られるという考え方ですね。
これは書籍などでも書かれていたことがあって、
僕も非常に納得してしまいました。
人間は、病気にならないため、健康を維持するために
摂取した栄養素をカラダに吸収します。
当然ですね。
だってそうしないと死んでしまうから。
生命維持、これが第一優先事項なわけです。
じゃあ髪の毛は?と考えると、
別に髪の毛がなくなったからって生命の危機じゃないですよね?
だから後回しなんです。
カラダの大事な臓器や細胞に栄養をまわして、
それでも栄養が余ったら髪の毛とか細部に振り分けるイメージ。
だから、髪の毛に栄養を十分に行き渡らせようと思えば、
まずは自分のカラダを超健康に維持することが大事なんです。
カラダが健康で元気なら、
摂取した栄養素は髪の毛に運ばれやすくなるんですね。
これが、生活習慣を改善することが薄毛の改善につながると言われる所以です。
なかなか成果にはつながりにくくて実感も得にくいので、
どうしてもここはおろそかにしてしまいがちですが。
結果的には薄毛の改善につながる近道なので、
ぜひ土台作りからしっかりとやってきましょう!
サプリメントも摂り方次第では効果がない!
「食生活を変えるのは面倒だからサプリメントで補っちゃおう!」
という方もいると思います。
この考え方自体は、僕は別に否定する気はありません。
ただ、食生活が乱れまくっているのに、
サプリメントを飲んだところで栄養バランスが整うことはないと思ってください。
今さらこんなこと言うのもなんですが、
サプリメントって日本語にすると「健康補助食品」です。
名前の通り、あくまでも「補助」として効果を発揮するので、
メインは自分の食生活ということを意識しましょう。
バランスを意識して食生活を送って、そのうえで足りない栄養素を
サプリメントで補給するのが一番効果があると僕は思っています。
サプリメントだけに頼っていると、いくら優秀ないいサプリメントを購入しても「このサプリ全然意味ねーじゃねーか!」ということになってしまうので、これはただただもったいないですね。
サプリメントは効果的ですが、あくまでメインは食生活なので
楽しようと思わない方が結果的にはハゲ克服につながります。
本日のまとめ
さてさて、今回は薄毛改善に取り組むうえで意外と難しい
基本的な生活習慣の見直しについてお話してきました。
- 食生活の改善は薄毛治療の大事な土台作り
- 生活習慣病になりそうな食事=ハゲやすい食事
- 髪の毛へ送られる栄養素は後回しになる
- まずはカラダが健康で元気であることが一番大事
- サプリメントだけに頼るのはNG!あくまで補助的に摂取するのが効果的
まとめるとこんなところでしょうか。
食生活の改善って、よくテレビなんかでも病気にならないために大事とかってよく聞くのでみんなわかってはいることだと思うのですが、普段仕事で忙しくてお酒を飲む機会も多い僕たちにとっては、なかなか実践するのが難しいうえに、頑張って意識するようにしても結果が目に見えてわかりにくいという、簡単なようでなんとも難しい試練になっております笑。
とはいえ、まったく気にしないのと、ちょっとでも気にして改善していくのとでは
ハゲ克服にも大なり小なり影響してくるのは間違いありません!
できることは全部やってやる!
くらいの意気込みで取り組まれるのがいいかと思います^^