今回は、AGA治療を志した人なら誰もが一度は目にするであろう、
「初期脱毛」についてまとめてみました。
- 初期脱毛とは?
- 初期脱毛が起こるメカニズムは?
- 初期脱毛が起こる期間は?
- どれくらいの量抜けるの?
- 不安な期間はどういうメンタルでいたらいいの?
などなど、
本当の基礎の基礎部分から、
これからAGA治療に取り組んでいく中でおそらく多くの人が気になる部分、
僕もはじめはこういうことを不安に思ってたなぁー…って部分を、
僕が今まで書籍で学んできたこと、AGAクリニックで先生に聞いたこと、
実際の体験談を交えながらお話したいと思います。
この記事の目次
初期脱毛って何?どゆこと?
初期脱毛っていうのは、AGA治療薬を服用し始めてから
1ヵ月~2ヶ月目(目安)までに起こる髪の毛が抜ける現象をいいます。
「髪の毛を取り戻すためのAGA治療なのに髪の毛が抜けるの??」
「いやいや、それって本当に大丈夫!?」
と思う人もいると思いますが、安心してください。
実はAGA治療をはじめたての時は、
髪の毛が濃くなるどころか薄くなるのが当たり前なんです。
そのまま治療を継続させていくとだんだん濃くなっていくので、
不安な気持ちはわかりますが、そこは心配を振り切って続けていきましょう。
後でメンタル面のお話もしますが、
僕もはじめはスーパー怖かったので、不安になる気持ちはすごーくわかります。でもこれ、たぶんみんな同じです。みんな同じ道を通るんだ!避けては通れない道なんだ!と自分に言い聞かせるしかありません。
初期脱毛の抜け毛の量は?どれくらい抜ける?
抜け毛の量は人それぞれで、体質によってかなり差があるようです。
極端な話、「初期脱毛があったのかどうかわからない」
というレベルでほとんど抜け毛の量が変わらない人もいれば、
「ゴッソリいつもの倍くらいの量が抜けた」という人もいます。
ちなみに、
一日の抜け毛量が100本以下なのが通常と言われていますが、
僕は初期脱毛期間中は1日で300本以上抜けてました。
ほんと、朝起きて枕についている抜け毛の量が尋常じゃなかったので、
不安の谷のどん底に突き落とされたような気分になったのを覚えています。
(もちろんその後は徐々に抜け毛も減って、AGA治療の軌道に乗り始めます)
初期脱毛の期間は?いつ頃から始まっていつ終わる?
一般的には、
AGA治療薬を飲み始めてからだいたい1ヵ月間に起こると言われています。
でもホント、これはあくまで目安なので、
あなたには当てはまらない可能性は大。
たぶん色んな人に体験談を聞いても、みんな
いつ始まったか?いつ終わったか?はバラバラです。
ちなみに、僕の場合はAGA治療薬を服用し始めて
2週間たった頃から明らかに抜け毛が増えて、
その状態がそこからだいたい1ヵ月ほど続きました。
事前に調べていた情報よりもはるかに期間が長かったので
正直かなり焦りましたが、中断せずに続けて良かったです。
何度も言いますが、初期脱毛は個人差が激しいですし、
どうせ抜けても後から生えてるので、気にし過ぎないことが一番ですね。
極端に言えば、1000本抜けても1000本生えてくれば
何の問題もないわけですから^^
(実際に抜けた分は後で生えてきます)
初期脱毛が起こらないAGA治療薬ってあるの?
AGA治療薬として有名なのが、プロペシアやミノキシジルですが
日本では認可されていないようなジェネリック医薬品なども含めると
色んな種類のAGA知慮薬があります。
で、AGA治療薬ならばどれでも初期脱毛は起こります。
これは、初期脱毛がなぜ起こるのか?
そのメカニズムがわかればなるほどねーって納得できると思うので、
ここからちょっと詳しく解説していこうと思います。
初期脱毛のメカニズム
なぜ初期脱毛という現象が起こるのか?
これは、僕が通っていたAGAクリニックで実際に先生に聞いた話で、
わかりやすかったのでここでシェアしたいと思います。
過去にAGAの基礎でもお話ししてますが、
髪の毛には、生えて→抜けて→生えて…っていうヘアサイクルがありますよね。
細かく言うと、ヘアサイクルってのは次の4つに分かれます。
- 成長期1(発毛して毛が硬く太くなっていってる状態)
- 成長期2(日々ぐんぐん成長している状態)
- 退行期(髪の成長が止まっている状態)
- 休止期(成長が止まった髪がいつ抜けてもおかしくない状態)
髪の毛が抜けても、また新しい髪が生えて
ずっとこのループを繰り返すわけです。
で、重要なのは初期脱毛で抜ける髪の毛の「状態」。
初期脱毛で抜けるのは、ズバリ休止期の毛です。
AGA治療薬を服用すると毛母細胞が急激に活発化して
髪の毛の成長が始まります。
通常、髪の休止期っていうのはだいたい3ヶ月ほどと言われていますが、
毛母細胞が活発化すると、本来もう少し休止期が続くはずだった毛が成長期に移行します。
なのでイメージとしては、
新しく成長してきた毛に、古くなった休止期の毛が
押し出されてしまうような感じで考えてください。
これが初期脱毛のメカニズムです。
急激に抜け毛が増えたように感じるのは、
普通なら3ヶ月程度かけて抜ける休止期の毛が
AGA治療薬の影響で短期間にまとめて抜けるからなんですね。
初期脱毛はこう考えると恐くない!
もし、ここまで読んでも「初期脱毛が怖い…」
「不安だ…」という方はこう考えてみてはどうでしょうか。
初期脱毛で抜ける毛っていうのは、
元気な成長期の毛ではないわけです。
抜けるのは休止期の毛なので、別に
薬の影響を受けなくても遅かれ早かれ抜ける毛ってことです。
どうせいずれは抜ける毛。
3ヶ月後抜けるのか、今抜けるのか、違いはコレだけです。
そこまで未練を残す意味もないでしょう。
逆に考えれば、初期脱毛はむしろ
AGA治療薬が効いている証拠とも言えますね。
抜け毛が増えてきたら、
新しい毛、スタンバイ中!!
こう考えれば少しは元気が出てくると思います^^
初期脱毛がない方が逆に「効いてないかも…」と
不安になってもいいくらいだと僕は思います。
本日のまとめ
- 初期脱毛が始める時期、続く期間、抜ける量は個人差が激しい
- 初期脱毛で抜ける毛は休止期の毛なので気にする必要ナシ
- 初期脱毛はAGA治療薬が効いている証拠
事前に知っておくと不安もマシに
初期脱毛は、ハゲ克服には避けて通れない道です。経験する前までは不安で怖いと思いますが、経験しちゃえばどうってことありません。しかも、初期脱毛のメカニズムやメンタル面の保ち方を、ここで知識として持っておけば、気持ち的にもだいぶ楽だと思います^^

初期脱毛で抜けた毛は必ず新しい毛となって生えてくるので、
それを信じて前だけ向いて突き進みましょう!
初期脱毛の先に未来はあります。