AGA治療薬として、プロペシア(フィナステリド)と並んで
有名なのがこのミノキシジル。
外用薬タイプと服用するタブレットタイプがありますが
これは症状や体質など人それぞれ自分に合うタイプがあるので、
「こっち方が絶対オススメ!」ということではありませんが、
どちらも得られる効果としてはほぼ同じでです。
どちらにしようか迷っている人は
参考までに下記の記事もチェックしてみてください。
ここではまず基礎知識として、
AGA治療薬としてのミノキシジルの効果・効能、
副作用などについてちょっと掘り下げてお話したいと思います。
この記事の目次
ミノキシジルの効果・効能
ミノキシジルには、毛母細胞を活性化させて、
髪の毛を成長させたり発毛を促進したりする強い効果があります。
毛母細胞への血流を良くするだけでなく、
もっと直接的に毛母細胞の活性化を促進させる働きがあるお薬です。
ミノキシジルの開発秘話
AGA治療薬の王道となっているミノキシジル。
しかし、もともとは実は血管拡張剤として、
高血圧の方の治療薬として開発された薬なんです。
まぁ有名な話なので知っている人も多いと思いますが、
それが今では改良に改良がくわえられ、
AGA治療薬として今に至るというわけです。
日本で一般販売されているミノキシジル
日本では大正製薬から
「リアップ」という商品名で発売されています。
薄毛で悩んでいない人でも、
一度は耳にしたことがあるくらい有名な育毛剤かと思いますが、
大正製薬の臨床試験でも、およそ98%の人に
何かしらの改善が確認されているというほど。
とはいえ、やはり「リアップ」は正直もう古いですね…。
今は海外製品も含め、もっと優秀な治療薬はたくさんあります。
僕ももちろん過去にリアップ使ってみたこともありますが、
まぁこの大正製薬が提示しているデータには、
正直疑問を持たざるを得ません。
たぶん使ったことのある人ならわかると思います。
良く言って髪の毛にコシが出るくらいかな?というところ。
ミノキシジルの副作用とは?
副作用の程度、種類には体質や個人差もありますが、
代表的な副作用としては
- 動悸(心臓ドキドキ)
- 多毛症(毛深くなる)
- 低血圧(倦怠感)
- 吐き気
- 頭皮の炎症(痒み、腫れ、痛み)
- 体のむくみ
- 体のしびれ
- 頭痛
などがあります。
とはいえ個人差がとくかく激しいので、
「副作用で頭皮が痒くなって使用を中断した」という人から、
「まったく何も副作用の症状を感じない」という人もいます。
ちなみに僕の場合は、プロフィールでも詳しく書いていますが、
はじめて服用し始めた頃はむくみや動悸の症状が出ました。
結果的には、有効成分量の低い治療薬に切り替えることで
解消したので、順調にハゲ克服できたわけですが、
ミノキシジルを使う前には念のため頭に入れておく方がいいでしょう。
ミノキシジルの効果は使用してどれくらいで実感できる?
これも個人差があるので明確な時期はありませんが、
一般的には服用から4ヶ月程度してから有効性が発揮されると言われています。
ちなみに、僕がAGAクリニックに通っている時に先生に言われたのが、
「効果が実感できなくても最低でも半年は続けましょう」
ということを言われました。
髪にはヘアサイクルがあるので、
飲んですぐに効果が現れるということはまずありません。
長期スパンで治療に取り組むのが基本ですね。
フィナステリドとの併用効果とは?
ミノキシジルは、プロペシアやフィンペシアなど
フィナステリド治療薬と併用することでより効果を発揮します。
イメージとしては、
フィナステリドで抜け毛、ハゲ進行を止めて、
ミノキシジルで発毛、育毛を促進する感じです。
いわば、フィナステリドがディフェンスならば、
ミノキシジルがオフェンス。
どちらが欠けても勝負には勝てません!
とはいえ、この2つの有効成分によって
相乗効果のように作用し合うというわけではないので、
フィナステリドを「ノコギリヤシ」や「デュタステリド」に、
ミノキシジルを「キャピキシル」や「ピディオキシジル」に
置き換えてもいいわけです。
副作用のリスクや効果の度合いなど体質もあるので、
自分に合った治療法を見つけるのが一番ですね。
まぁそれを見つけるまでが大変なわけですが^^;
本日のまとめ
- ミノキシジルは毛母細胞を直接的に活発化させる
- ミノキシジルには外用薬タイプと内服薬タイプがある
- 副作用の可能性はあるので事前にチェックしておくべし
- フィナステリドとの併用で使用するのが基本
- 自分の体質に合った治療方針を組み立てるのがベスト
基本は抑えておくべき!
AGA治療を行ううえで、フィナステリドとミノキシジルは必須アイテムなので効果や副作用についての基礎知識は必ず頭に叩き込んでおきましょう!
「ミノキシジルの外用薬タイプと内服薬タイプどちらがいいのか?」については次の記事で掘り下げて解説しているので、よかったらチェックしてみてくださいね^^
