最近増えているといわれる未成年の薄毛人口。
「最近は二十歳くらいの若い子の方が気にしてる人多いね~」
僕のいきつけの散髪屋さんの店長もこう言ってました。
僕自身も本格的に気になり出したのが20歳頃だったので、
今の若い子の気持ちはかなり共感できると思ってます。
全体の人口から見れば少数派とはいえ、
近頃は本当に増えてるんじゃないかと感じますね。
- 将来ハゲるとしても、もっと歳いってからでしょ。
- まだ大丈夫、10代なんだし。
- 普通よりちょっと髪が細くて少ないだけ。
もしかしてあなたは、こんな風に自分を納得させてませんか?
見て見ぬふりをして、現実逃避していませんか?
人の目は誤魔化せても、自分は騙せません。
正面からちゃんと向き合って治療に取り組まないと
後々絶対後悔することになると思うので、
しっかりとこれから話することに目を通してもらって
今後の取り組みの参考にしてもらえればと思います。
この記事の目次
10代でも本当にAGA(男性型脱毛症)が発症するのか?
世の中のハゲの90%以上は、このAGA(男性型脱毛症)が原因です。
AGA(男性型脱毛症)ってなに?という初心者の方は
こちらの記事もよかったら参考にしてください。
動画で学ぶ!AGAの基礎知識
男ってのは、だいたい小学生~中学生くらいですかね。
10代に入った頃から徐々に体毛が濃くなります。
ちょっと成長の早い人だとヒゲなんかも濃くなる人もいますよね。
これらは成長と共に、男として
男性ホルモンが活発に分泌されだした証拠です。
AGA(男性型脱毛症)はこの男性ホルモンと
5αリダクターゼという還元酵素が結合し、DHTが
生成されることにより発症する病気です。
なので理屈からいって、当然男性ホルモンが少ない
幼少の時であればAGAが発症することはありません。
これはハミルトンの実験でも証明されています。
10代後半になると薄毛になる条件が整う!
で、話を戻しますが、このように10代半ば頃になると
男性ホルモンが増えはじめるので、ひげが生え始めたり
体毛が濃くなったり、筋肉がつきやすくなったりすることと同じように、
AGAの原因であるDHTも生成されやすくなるわけです。
ただ、男性ホルモンが増え始めたとはいえ
そこまですぐにAGAが発症するわけじゃないんですね。
まぁ全体的に見ると珍しい部類には入りますが、
10代でも後半になると、徐々におでこが広くなってきたり
つむじあたりが薄くなって髪のボリュームが減ったりする
可能性は十分にあります。
世界的に見ると日本人は少ないようですが、
海外だと結構10代でもキテル人、結構見ます。
スポーツとか見てるとわかると思いますが、
この人若いのにもうキテルなぁ…という人、結構いますよね。
10代でも薄毛(AGA)になる原因は一つじゃない!
10代でもAGAになる原因は普通の大人と変わりません。
先ほどお話した通り、男性ホルモンと還元酵素が結びついて生成される
DHTという物質によって薄毛は進行していきます。
ただし、DHT以外にも薄毛の要因はたくさんあるんです。
この薄毛要因は複数ありすぎるうえに
その組み合わせが人によって違うので、
自分の薄毛の原因を完璧に特定するのは非常に難しいのですが、
とりあえず考えられる要因はこんな感じです。
- 遺伝(DHTの感受性)
- 極度のストレス
- 運動不足
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
- 頭皮環境の悪化
これらいくつかの要因が複雑に絡み合って
薄毛の原因になっているので、できればどれも
当てはまらないように改善していくのが望ましいのですが、
僕が個人的に一番デカイ要因だと考えているのが「遺伝」です。
こればっかりはもうどうしようもないですよね。
DHTが生成されても、遺伝的にDHTの感受性が低い人はハゲないし、
遺伝的にDHTの影響を受けやすい人はモロにくらっちゃいます。
このあたりは改善のやりようがないのでどうしようもないのですが、
それ以外は生活習慣の中で意識して改善できると思います。
ストレスに関しても、ストレスを感じない人間なんていません。
ストレスを無くすことも不可能なので、
このあたりはうまく付き合っていくしかありませんね。
ストレスをうまく付き合う!解消法9選
できるだけ運動して血流を良くしたり、偏食を避けバランスよく食事をするのも髪に栄養素を送る大事なことです。
10代の薄毛(AGA)治療の注意点!!
基本的にAGAによる薄毛は治療が可能です。
今ではAGA治療の特効薬としてフィナステリドや
ミノキシジルなどの医薬品での治療が王道になってますね。
病院やクリニックなどの薄毛専門外来もありますからね。
僕もこのAGA治療法を続けて見事ハゲを克服しました。
完璧に100%の人が治る!というわけではないですが、
一般的にはだいたい7~8割くらいの人は改善できます。
ただし、10代(未成年)となると話は別です。
このAGA治療の特効薬であるフィナステリドやミノキシジルは、
実は未成年には処方してはいけないことになっているのです。
つまり、10代でいくら薄毛が進行しても、
医薬品による治療を始めるには20歳を過ぎて成人になるまで
待たなくちゃいけないというのが現実です…。
成人じゃないとダメな理由としては、
未成年が服用するとカラダに影響が出るとか危険だとか
そういうことじゃないみたいです。
臨床試験では未成年のデータがないため
念のため「未成年は服用してはいけません」となっているようで。
残念ですが、日本の法律で定められている以上
これは従うしかありません。
ただ、安心してください。
10代には薄毛対策の手立てがないのか?
というとそういうわけじゃありません。
未成年でもできるオススメの薄毛対策、お教えします。
10代から始める!効果的な薄毛対策とは?
医薬品の発毛剤や育毛剤は使えませんが、
最近では医薬品以外でも素晴らしいアイテムはたくさんあります。
効果は医薬品よりマイルドですが
使うのと使わないのとでは大違いなので、
コツコツ続けておくだけで
数年後の頭皮状態はかなり変わってきます。
(※医薬品のような副作用がまったくないのもメリットです)
そんな役立つ薄毛対策アイテムを2つご紹介します。
これらは僕も現在使っているアイテムで、かなりおすすめです。
おすすめはやはり最近注目を浴びまくっているキャピキシル高配合の育毛スカルプエッセンスです。キャピキシルの効果について気になる方はこちらもチェックしてみてください。
キャピキシルの効果を解説!
医薬品ではないので、未成年でも使えて効果も高いので便利です。副作用もなく、抜け毛防止や髪のボリュームアップに最適。
おすすめは、抜け毛を防止するとして注目の成分ノコギリヤシ配合のもの。その他亜鉛やイソフラボンなど薄毛改善に必要な栄養素ががっつり詰められているものが一番効きます。
サプリメントなので、もちろん副作用もないですし未成年でも使っている人は多いと思います。
この2つを併用することが、今のところ
10代の薄毛対策で出来るベストかなと僕は思ってます。
使ってすぐに毛が生えてくるとか、1ヵ月でフサフサになるとか
そんな魔法みたいなもんじゃないですが、
僕の経験上だいたい早くて3ヶ月くらい続ければ
何かしらの効果は実感できるんじゃないかなと思うので、
よかったら参考にしていただればと思います。
本日のまとめ
- 10代でもAGA発症の可能性は大いにある
- 遺伝以外の薄毛要因は意識して改善することが大事
- 10代(未成年)はAGA治療薬の使用が禁止されている
- 育毛スカルプエッセンスと育毛サプリの併用がベスト
こんなところでしょうか。
僕自身、20歳ごろから薄くなりはじめ
周りの友達がワックスをつけて毛先を遊ばしている時に
惨めな思いをした経験があるので、
若いハゲの人の気持ちは結構わかってるつもりです。
ただ、僕の場合は周りに正しい情報がなかったので
自己流で色々試し過ぎて、遠回りしてしまったんですね。
今考えると、もっと近道できたのにと。
10代だととくに周りにも相談しずらいだろうし、
気持ちをわかってくれる友達も少ないだろうと思います。
お察しします。
僕にも暗黒時代があったので。
でも、若いうちからちゃんと対策をとっておけば、
20歳を超えてからのAGA治療はかなり楽になると思いますよ。
僕はあくまで薄毛の先輩としてのアドバイスですが、
ちゃんと治療に取り組めばハゲは治る病気なので
諦めずに将来のために頑張ってください^^