育毛剤では髪は生えない?「発毛剤」と「育毛剤」の違いを解説!

今回は、発毛剤と育毛剤の違いについて
解説していきたいと思います。

たぶん多くの人は読んで字のごとく、

  • 発毛剤=ないところから髪を生やすもの
  • 育毛剤=今ある髪の毛を育てるもの

こういった認識ではないでしょうか?

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でも実はこれ、ちょっと違うんですねー。

結論から先に言うと、発毛剤も育毛剤も言葉が違うだけで、
具体的な違いなんてありません。

で、この「どちらも同じ」を説明する前に、
まずは「なぜ薄毛になるのか」という基本的な部分を
理解してもらう必要があります。

ハゲの90%以上はAGA(男性型脱毛症)が原因!

まず、なぜ人はハゲるのか?

髪の毛には、ヘアサイクル(毛周期)というものがあり、
毛が生えて→成長して→成長が止まって→抜けて→また生えて…
というループがあるんですね。

ちょっと専門的な言葉でいうと、
成長期→退行期→休止期という順番で一本の髪はその生涯を終え、
また新しい命が芽生えてきてはそれを繰り返すわけです。

 

当然これを繰り返している間は、
いくら髪が抜けても新しく生えてくるわけですから、
髪の量は全体的に安定していてさほど変化はありません。

ただ、AGA(男性型脱毛症)になってしまうと、
この当たり前のサイクルに異常が出てきます。

「異常」とは何か?

それは、DHTという脱毛因子によって成長期にあるはずの髪の毛が
強制的に退行期に入れられてしまうんですね。

つまり、これからグングン育つはずの髪の毛の成長が止まってしまい、
休止期に入った髪が抜け落ちてしまうんです。

薄毛がなかなか改善されにくい理由

しかもAGA(男性型脱毛症)の怖いところは、
一旦発症してしまうとその毛根から生えてくる毛は必ず
前回の毛以上に育つことはないということ。

例えば、今までは10cmくらいで抜けていた毛が
AGA(男性型脱毛症)が原因で3cmくらいで抜け落ちたとすると、

次は2cm、その次は1cm、そのまた次は0.5cm…
とどんどん成長期の期間が短くなっていくわけです。

これはまさに恐怖ですよね。

つまり、AGA(男性型脱毛症)の発症で薄毛になると、
今後一切減ることはあっても増えることはないってことです。

ただし、これは放置すればの話。

ハゲは実は「髪の毛がない」状態ではない!?

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そこでこの薄毛進行を食い止める&改善するためにあるのが、
「発毛剤」や「育毛剤」と呼ばれるアイテムですね。

えーと、前置きがかなり長くなりましたがここからが本題です。
よろしくお願いします(´<_` )

 

まず、ここまで読んでもらえればAGA(男性型脱毛症)がどんな症状か?というのを簡単にわかってもらえたかなーと思います。(※AGA(男性型脱毛症)についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事でどうぞ)

 

で、ちょっと勘のいい人はお気づきかもしれませんが、
つまり言いたいことは、AGA(男性型脱毛症)になっても
すぐにまったく髪の毛が生えなくなるわけじゃないってことです。

まったく生えなくなるのはいつ頃か?っていうのは
個人差もあるので一概には言えませんが、
たぶんあなたが想像するよりも何倍も大丈夫です。

 

というのも、ハゲの頭皮をガッツリ近距離で見たことありますか?

よーく見てもらえればわかりますが、
パッと見ハゲているように見えても、

そこにはうっすら産毛くらいの透明に近い毛が
生えていることに気がついてもらえると思います。

 

何も生えていないように見えてもそこにはちゃんと
ヘアサイクルが存在し、常に短い周期で毛が生え変わっているんです。

つまり、たいていのハゲって髪の毛がないんじゃなくて、
髪の毛が成長しなさすぎて目視しずらい状態になっている
というのが正しい認識なんですね。

ちなみに、「毛根が死んでる」という言葉をよく耳にすると思いますが、本当はこれも正しくなくてですね。毛根は死んでないんです。ちゃんと発毛は繰り返ししてるけど、ほとんど目に見えない産毛くらいの段階で抜け落ちてしまうから生えてこないように見えるだけなんですね。

発毛剤と育毛剤に違いはあるのか?

さて、ここまで理解できればあとは簡単。

じゃあ、もう一度考えてみましょう。
発毛剤と育毛剤って何が違うんでしょうか?

冒頭にも言いましたが、そうなんです。

違いなんてありません。
一緒なんです、発毛剤も育毛剤も。

発毛剤も育毛剤も言葉が違うだけで、
狙っている効果は何も変わりません。

 

世間では育業界が利益を上げるために
この言葉を使い分けたりしているので、
ある意味僕たちは洗脳されてる状態ですよね。

例えば有名な某育毛剤なんかは、
「日本で唯一の発毛剤」なんて広告で売り出されたりしてますが、

ようは「発毛」の方が「育毛」よりも薄毛が治りそうなイメージを
持たせることができるから使っているだけです。

 

というか、そもそも「発毛」剤なんて必要ないわけです。
だって髪の毛はちゃんと生えてるんだから。

あとはそれを「育毛」するだけです。

 

それでも、長年放置しすぎて
産毛すら生えてない、ツルッツルな状態まできている人は
「発毛剤」じゃないと無理なんじゃないか?

と思われる人もいるでしょう。

たしかに、何十年もハゲを放置していれば、
産毛すら生えない頭皮状態になっている人もいると思います。

 

これは正直、もう何を使っても
今の医学では髪を再生させるのはほぼ無理ですね。

フィナステリドミノキシジルなどの
AGA治療薬を使っても回復は難しいです。

だから薄毛治療は「早期治療が命」と言われるんですね。

本日のまとめ

  • 発毛剤と育毛剤に明確な違いはない
  • そもそもハゲてるように見えても髪の毛はちゃんと生えている
  • 早期対策が回復のカギ

 

いかがでしょうか。

「髪の毛がもうかなり薄くなってきてるから、
育毛剤じゃ無理だよな…発毛剤じゃないと!」

と考える人も多いと思いますが、
今回の記事をちゃんと目を通してもらった人は
認識を改めていただけたと思います。

 

ようは、発毛剤でも育毛剤でも
名前なんでどっちでもいいんです。

名称的には市場にはどっちも存在しますし、
どっちも医薬品や医薬部外品があり
配合されている成分によって効果に差があるだけなので。

発毛剤だから効く、育毛剤だから効かない
という認識はしない方がいいですね^^

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