今でこそかなりハゲを克服できましたが、
ここまでくるのに僕も色々と暗黒時代があったわけですよ。
とにかく周りの視線を気にしない
ストレスフリーな毎日を夢みていました・・・。
僕はとくにおでこの生え際から進行してきたタイプですが、
気になり始めた20歳当初はとにかく隠すことに必死でしたね。
前髪の乱れがとにかく気になる
室内は問題ないですが、
外にいるときはとにかく風の向きは完全に把握してます。
できるだけ風上に向かって、斜め下を向いて歩くという。
まぁ普段はこれで大丈夫なわけですが、
強風の日になるとこれだけじゃブロックできなくて。
色んな方向から風が吹いてる日は防ぎようがないので、
そういう日はお馴染みの必殺がありました。
パーカーのフードをかぶる。
これはめちゃくちゃ便利。
帽子だと一回かぶっちゃったらもう脱げなくなりますが、
フードだと前髪以外にふわっとかぶせてる感じなので問題なし。
横からや背後からの風は防げて、
あとは前からくる風だけを下を向いてやり過ごせばよし。
失敗に終わった必殺技ハードスプレー
で、当時僕なりに考えたもう一つのでこ隠しが、
前髪をハードスプレーで固めてしまうという方法。
風がふいて前髪が乱れるのが嫌だったので、
それならもういっそのこと風が吹いても大丈夫なように
固めてしまえばいいんじゃないかと。
こめかみの隙間が出ないように前髪を整え、
スプレーでがっちり固めます。
が、しかし。
スプレーをたっぷりかけた前髪は変にテカテカで、
頭を動かしても一切微動だにしないという不自然さ…。
「前髪固め過ぎじゃね?」
自分では大丈夫と思ってましたが、
すぐに友達に指摘されてしまいました。
必殺技ハードスプレー「改」
で、そこから試行錯誤しながら改良を重ねて、
前髪の外側からではなく内側からスプレーで固めるという
新たな必殺技をついに編み出したのです。
前髪が揺れない不自然さというデメリットは同じですが、
内側からスプレーをあてることによって妙なテカリは改善。
うし、これで大丈夫だ!
努力が実ったのかそこからは
まぁまぁ順調にキャンパスライフを楽しんでたのですが、
やっぱり精神的な面の心配や不安といった部分は
ずーっと抱えたままで。
いくらちゃんと固めてるとはいえ、
学校にいけばまずトイレにいって鏡でチェックしたり…。
人の視線がちょっとでも自分のデコあたりに向かうと
変にドキドキしたり…。
朝のセットに時間がかかるせいで
もっと寝たいのに人より早起きをせざるをえなかったり…。
もうね、ずっとストレスから解放されないわけです。
これってカツラも同じようなもんだと思うんですよ。
日本製の高級なカツラをかぶれば、
たぶんほとんどの人にはバレないです。
ただ、「自分はわかってる」ので
ずっとバレていないかという不安は付きまとうんですよね。
もう軽い生き地獄みたな感じですよ。
隠すんじゃなくて目立たなくする
今思えば、僕も当時にちゃんと
このことに挑戦すればよかったと思います。
ハゲを目立たなくする髪型って、
雑誌でもたくさん載ってるしネットでも色々見られます。
基本的には髪を短くして、
ハゲている部分の毛量に合わせるのが簡単ですね。
ハゲを目立たなくする髪型については
こちらで紹介しているので興味のある方はどうぞ。
今でこそちょっとほろ苦いイイ思い出みたいになってますが、
当時はほんと、悩んでハゲて悩んでハゲて・・・
負のスパイラルでした。
やっぱり、ハゲを隠すよりもオープンにして、
できるだけ目立ちにくくするのが精神的にも肉体的にも一番かなと思います。
同時にちゃんとAGA治療も進めていけば、
若いうちならとくに回復しやすいので早めに取り組んだ方がいいですね。
本格的なAGA治療はクリニックでも通販でもできますが、
コストもかかるうえにそれぞれデメリットもあるので、
まだあまり知識がない人はこちらも参考にしてみてください。
ということで今回は、失敗したスプレー必殺技の話でした。
僕と同じ過ちをおかさないよう気を付けていただければ。
ではでは!