男性の薄毛(ハゲ)の場合は、
ほぼ9割以上がAGA(男性型脱毛症)によるものですが、
一言にAGAといっても、タイプや特徴によって種類はさまざま。
フィナステリドやミノキシジルなどの
AGA治療薬も70~80%の人に効果があるとはいえ、
正直、「効きにくい人」には効きにくい・・・
これが現実です。
そこで今回は、
治りにくい薄毛の人の特徴をまとめてみました。
自分が当てはまってチェックしてみてください。
この記事の目次
治りにくい薄毛の特徴7つ!
生え際ハゲ、М字ハゲの人
AGAによる薄毛の傾向としては、おでこからくるか
頭頂部からくるか、もしくは両方から同時にくるか。
だいたいこの3通りですが、
とくにコメカミあたりから進行する、いわゆるМ字ハゲの人は
この中だと一番回復が難しい、または遅いと思います。
コメカミは皮膚が薄くて血流が届きにくいこともあって、
髪に必要な栄養素や酸素が届きにくいんですよね。
一概には言えませんが、
どちらかというと頭頂部の薄毛の方が改善しやすい
のは統計的にも確かだと思います。
何年、何十年も薄毛を放置してる
AGAは自然治癒することはまずないので、
放置すればするほど進行してしまうのが特徴です。
そして、進行すればするほど回復に時間がかかるのも確かで、
できるだけ早期の対策が回復率を高めるコツなんですね。
何十年も放置していると毛母細胞がもうダメになっていたり、
かなり軟毛化が進んでしまってほぼ無毛状態に見える場合があります。
こうなると劇的な改善は難しく、
効果を得るにもかなり治療に時間がかかるかと思います。
母方の家系がみんなツルツル
遺伝的に重視すべきは、父方より母方の家系です。
この理由についてはこちらでも詳しく解説していますが、
母方の薄毛率があなたに遺伝的な影響を及ぼすことが多いので、
家系を見てツルツルの人が多いようなら
遺伝的にハゲやすい体質なのは間違いないでしょう。
もちろん事前に予防するなど早期に対策を打てば
かなり遺伝的な要因はカバーすることはできますが、
すでにかなり進行してしまっている人は回復率も悪いですし、
もしAGA治療薬で回復したとしても薬を止めればリバウンドしてしまう
可能性も高いと思います。
人よりかなり体毛が濃い
これもAGAが進行しやすい人の特徴です。
もちろん体毛が濃いからといって
治療をしても治らないわけじゃないですが、
とくにミノキシジルには「多毛症」の副作用もあるので
もともと体毛が濃い人にとってはこの副作用が嫌でミノキシジルの使用を
途中で断念してしまう人が多いようです。
体毛が濃くなるのが嫌で治療を諦めてしまう結果、
薄毛が治りにくくなるという傾向はあります。
食べ物の好き嫌いが激しい、偏食
食生活のバランスも非常に重要です。
いくら効果的なAGA治療薬を使って治療していたとしても、
あなたのカラダが根本的に治療を支える状態になっていないのであれば、
それはめちゃくちゃもったいないですよね。
「育毛は掛け算、あなたがゼロなら意味がない」
と言われるように、あなた自信のマイナス要因をいかに排除して、
AGA治療薬の効果を高めるように努力することが大事です。
加齢(60代~)による薄毛
これはイメージでなんとなくわかると思いますが、
高齢者の薄毛も治りにくいです。
AGA治療してフサフサになってるおじいちゃんなんて
あんまり見かけないですよね。
人間歳をとると細胞も老いていくわけですし、
血流だった若い頃と比べると悪くなるのは当然です。
AGA治療で抜け毛を防止できたり、
現状維持という意味では効果はあるとは思いますが、
劇的な改善は難しいでしょう。
不規則な生活を続けている人
これも食生活と同じで、
あなた自身のマイナス要因が大きければ大きいほど
薄毛は改善されにくくなってしまいます。
生活リズムがバラバラだったり
睡眠不足が続いた生活をしていると、
自然とストレスもたまりやすくなり
それが薄毛の要因にもなります。
もちろん職業柄、夜活動しないといけない人もいると思いますが、
できるだけリズムは一定にしながら生活に適度に運動も取り入れて、
AGA治療に取り組んだ方が改善率は上がります。
本日のまとめ
いかかでしょう?
もちろん一概に言えるわけではありませんが、
僕が思うにこういったタイプの人は回復率も悪いように思います。
でも、これらに当てはまっているからといって
諦める必要はありませんからね!|д゚)
実際のところ・・・やってみないとわからない。
これもまた事実です。
自分で改善できる部分は改善して、
正しいAGA治療を続ければ治る人だっていっぱいいます。
ちなみに僕も生え際からきたタイプですが、
1年半ほどAGA治療に取り組んだ結果
後退していた生え際もかなり回復しました。
また、逆にですね、
- 頭頂部から薄くなっている人
- 10代、20代、30代の若ハゲの人
- まだ薄毛になり始めて年月が浅い人
こういったタイプの薄毛は回復率も高くので
AGA治療薬を使いながら根本的な改善に取り組めば
かなり期待はできると思います。
最後に
治りやすいハゲ、治りにくいハゲ、
どちらも当てはまる人もいるとは思いますが、
まずは「やってみること」が大事です。
というか、やってみないことには何も始まりません。
AGA治療したことがない人は、
まずはちゃんと知識をつけて取り組んでみる。
もしくは、信頼できるクリニックで診察を受けてみる。
参照→AGA初心者向けレッスン
AGA治療やったけど思うような効果が出なかった人は、
別の角度からアプローチする他の治療薬を試してみる。
もしくは、自分にマイナス要因はないか分析してみて
できるだけ減らす努力をしてみる。
とりあえず悩んでいても改善するわけはないですし、
立ち止まっている時間にもAGAはどんどん進行してしまうので、
まずは思いきって行動してみましょう。
情報を集めたり、頭で考えるのも大事ですが、
行動→改善→行動の繰り返しが一番の近道だと思いますよ!