資生堂とカナダのバイオベンチャー企業、
レプリセルライフサイエンス社が提携して、
今もんのすごい薄毛治療が開発研究されています。
その名も「自家細胞移植」。
頭皮から「底部毛根鞘細胞」という
髪を成長させる細胞を採取し人工的に培養して増やし、
薄くなった頭皮部分に戻して毛髪を蘇らせる移植技術のことです。
言葉で説明しようとするとどうしてもややこしくなってしまうので、
論より証拠、まずはこちらの動画をご覧ください。
※詳しく知りたい方は字幕の日本語をONにしてどうぞ!
英語の動画しかないのが残念ですが、
なんとなくロジックはわかると思います。
ちなみに、レプリセルライフサイエンス社の
HPはこちら→http://replicel.com/
具体的な方法としてはまず、
後頭部の頭皮を直径5mmほどに切り取って、
「底部毛根鞘細胞」を取り出します。
その後、レプリセルライフサイエンス社がもつ
独自の特殊な技術を用いてこの細胞を数百万個まで培養した後、
薄くなった部分に注射器で注入するわけですね。
注入された細胞から毛根が生まれ成長して、
また新たに頭皮から髪が生えてきます。
この会社はこの技術で特許も取得しているとのこと。
この技術のイイところは、
人工的に培養された細胞を注入するので、数に上限がないということ。
つまり、どれだけハゲてても関係ナシ。
好きなだけ自由に髪を増やせるってことですね。
これ、すごくないですか?
もしこれが再生医療として行われるようになれば、
この世のすべての「薄毛」という悩みが消えるわけです。
つまり、この世からハゲがいなくなる。
まさに夢のような話ですが、実はこれまんざらでもないようで・・・
2年後にはマジでそんな世界になるんじゃないかって言われてます。
資生堂はこのレプリセルライフサイエンス社と提携して、
2013年に神戸のポートアイランドに「資生堂細胞加工培養センター」を開設。
そこでこの研究を重ねてきた結果、
今年度内の臨床研究開始にこぎつけたそうです。
資生堂の研究内容がわかる動画↓
また、欧州ではレプリセル社がすでに初期段階の治験を行なっていて、
16人のうち10人の髪の毛が、6ヶ月で5%以上増えたとのこと。
増殖効果だけでなくその安全性の立証も進んでいるようです。
レプリセル社は日本の資生堂だけでなく、
アメリカやオーストラリア、ヨーロッパの企業とも提携し
世界規模で全面的に研究が進んでいるようなので、
もし日本で研究が進まなくとも、
世界に足を運べば薄毛を100%克服することも
可能になるかもしれません!
ちなみにこの自家細胞移植は、
持続性があるので一度治療を行うとそれでOKみたいです。
AGA治療薬のように服用し続ける必要もないですし
定期的なメンテナンスとかもいらないということで、
そういったことも含めてかなり期待されてる技術なんですね。
現実的にもしこの治療が可能になったとして
治療費がいくらかかるかとかまではまったくわかりませんが、
個人的には500万くらいまでなら出すかも・・・|д゚)
そこそこいい新車が買えそうな金額ですが、
人生から薄毛の悩みが消えるならと考えると
これくらいまでなら全然アリかなとは思います。
もしこれが可能だとしたら、あなたはいくら払いますか?
2年後の夢の世界に向けて、
頑張れ資生堂さん!
そして成功したあかつきにはこの技術を開発した
レプリセル社の方にノーベル賞を!!